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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#769かまふた

どーも。しゃちょです。

鹿児島のお取引先さんたちが、
日帰りドライブ遠足に、
連れて行ってくれました。

知覧の武家屋敷を散策して、
頴娃町の釜蓋神社へ。

ついに来れたよ!
釜蓋神社!

神社にあった掲示板の説明書を、
下記にそのまま転載するね。

「かまふた願掛けかぶり」

当神社の珍百景です。
備え付けの釜蓋を頭の上に乗せ、
手を使わずに鳥居から賽銭箱前まで、
お参りして下さい。

途中で落ちたら、
もう一度最初からやり直して下さい。
うまくできたら、厄除け・開運です。
あたなも挑戦してみませんか。

はい。私も挑戦いたします。
と、鼻息荒く挑戦したものの、
頭のかたちがいかれているのか、
頭蓋骨が斜めに傾斜しているのか、
詳しいことは知りませんが、
何度やっても途中で必ず、
頭の上から蓋が落っこちる。
厄除け・開運、大失敗。

因みに、私以外の3名さんは、
あっけないほどに楽々大成功。
みなさん、厄除け・開運おめでとう。

はー。つまんね。と、
今度は隣にあった掲示板を覗くと、

「かまふた願掛け投げ」

古来より釜は神聖視され、
神占神事に進物として使われています。
当神社も伝説によれば、神様の所より、
「かまふた」が飛んできた聖地です。

皆様も粘土の「かまふた」を、
右側海岸に備え付けの釜に、
投げ入れて占ってみませんか。
釜の中にうまく入ると、
良いことがあるでしょう。
(かまふた粘土・二個百円)

はい。私もやります。
こちらは得意案件です。
誇らしげに云うのもあれですが、
洟をかんで丸めたティッシュを、
ゴミ箱に投げ入れる技は当代屈指。

上空に吹いてる海風も計算に入れ、
500円玉大の粘土で出来た蓋とやらを、
釜の中に投げ入れて見せましょう。

拝殿右側にある投げ所から、
崖下の岩場に乗せられた釜の中に、
粘土の蓋を入れるべく投げ入れます。

一投目。
往年の我がヒーロー、
遠藤一彦のフォームを真似て、
オーバースローで投げ込んだ、
粘土の蓋は海風を切り裂いて、
イメージ通りの弧を描き、
見事、釜の中へ。

二投目。
先程より強まった風を意識して、
こちらも往年の我がスター、
木塚敦志のフォームを真似て、
サイドから投げ入れた粘土の蓋は、
これまたお見事、釜の中へ。

百発百中。
日頃からゴミ箱で鍛えた技術は、
伊達じゃないね。と、自画自賛。
これは近いうちに、
良いことがあるでしょう。

それから、
釜蓋神社を後にして、
開聞岳の雄大な景観を、
車窓から仰ぎつつ指宿市へ。
池田湖に立ち寄り幻のUMA、
ネッシーならぬイッシーを探すも、
結局イッシーは湖面上に姿を現さず、
お昼は唐船峡でそうめん流し。

鹿児島では、
流しそうめんじゃなくて、
そうめん流しって云うんだね。

そうめん流しを美味しく満喫して、
龍宮神社、長崎鼻に立ち寄り、
いよいよ、遠足のハイライト、
指宿砂むし温泉へ。

浴衣に着替えて砂の上に寝そべり、
スコップを持ったお兄さん二人に、
顔から下を砂で埋め固められ、
約10分間、蒸されます。

人生初体験の砂むし温泉。
ほんとに最高。気持ちいい。
もっと早く来れば良かったよ。

で、
遠足の最後を飾るのは知林ヶ島。
錦江湾に浮かぶ無人島なのだけれども、
3月から10月にかけての干潮時には、
突如、海から、
砂の道(チリリンロード)が出現して、
陸から歩いて渡れるよ!ってな島。
なんとも神秘的で楽しかったなあ。

鹿児島の遠足、最高でした。
1回目があるってことは2回目もあるよね。
今度は離島に連れてってもーらお。