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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#448歴史的惨敗と隣人愛

どーも。オジコのしゃちょです。

未だ理由が掴めていないのですが、
今年、人気が急降下したお陰で、
先週のホワイトデーは記憶に無いレベルで楽ちんでした。

私なりに深い愛情を注いで育ててきた最愛の娘からも、
マーブルチョコ一つ貰えないこの歴史的惨敗、
ここはホワイトデーが楽ちんになって、
喜ぶべきところなのか悲しむところなのか何なのか、
非常に判断が難しいところですが、
まあ、私なんぞ人気商売でもないからね、
慌てず騒がず、チョコなんて要らねーよ。
チョコが欲しけりゃ自分で買うよ。
若者の邪魔をしないように、
汚いおっさんは汚いおっさんなりに細々と生きていくよ。

というわけで、
人気の凋落を自身の加齢に紐づけ、
ここまで迂闊に歳を重ねてしまって思うことは、
おっさんに大切なのはスマートさということであります。

装いも振る舞いも言動も、
クリーンにスマートにジェントルに、
世の中のおっさん特有の、
爆発的大音量のくしゃみなんてもってのほか。
出しゃばらずに低姿勢で控えめに、
メインストリートの脇道の隅っこを、
慎ましくひっそりと歩いていかなければなりません。
なーんて、自覚はしてるんだけどねえ。
鳴らしちゃうんだよねえ、クラクションを。

これはもう大反省なんだけれども、
一般的なドライバーよりクラクションを鳴らす回数が、
間違いなく多いんだよなあ、きっと。

青信号に変わったというのに、
よそ見をしてるのか携帯でもいじってるのか知りませんが、
しばらく待っても、前の車が発進しない。
この「しばらく待っても」の時間が、
私は圧倒的に一般のみなさんよりも短い。
別に急いでいる訳でもないのに、ちょっとも待てない。
こんなんじゃ駄目だなあ。改めないといけないなあ。
と、クラクションを鳴らしてから、
いつも後悔するんだよなあ。ぷっぷー!

「あなた自身のようにあなたの隣人を愛さなければならない。」
私、キリスト教徒でも無いのだけれも、
旧約聖書レビ記にあるように、
いい歳ぶっこいたおっさんに大切なのは隣人愛だよなあ。

よし決めた。
今日から隣人にぷっぷーは絶対禁止!
世間から愛されるスマートな紳士はクラクションを鳴らさない。
クラクションの回数を減らしてチョコを増やす大作戦!
隣人を愛してこそ隣人から愛されてチョコがもらえる!

って、なに寝ぼけたことを言っているのだ。
やっぱりお前はチョコが欲しいのか。
結局のところ人気を気にしてるのか。

つくづく往生際の悪いおっさんだよ。
やだねえ。やだねえ。あーやだやだ。