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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#048自宅プール劇場

どーも。オジコのしゃちょです。
みなさん、お元気ですか。

いやいや、暑い日が続きますね!
ただいま、滞在中の西宮もめちゃめちゃ暑い!!

ホント、今すぐにでも抱えてる仕事を放り投げて、
近くの樋之池公園プールにでも行きたいところなんですが、
やっぱりこれでも社会人ですから、
なかなかそういうスパイシーな行動を取るわけにもいきません。

で、プールといえば、
この暑い時期、自宅の狭いお風呂の浴槽に塩素こそ注入しませんが、
学校のプールと同じくらいの水温で水を溜めまして、
即席の自宅プールをつくり、椿(つばき。娘。7才。潜水艦。)と、
橙(だいだい。息子。5才。レッドカード。)と一緒に、
プール遊びをすることがウチの夏の風物詩となっております。

今年、はじめて潜れるようになった椿は、
嬉々とした表情を浮かべながらピンクのゴーグルを装着して、
じゃぼーんと勢いよくお風呂に潜ります。
昨年までのあの怖がり女とは一変。
水を怖がらなくなったのはたいした進歩なのですが、
ホントに同一人物なのでしょうか。

一方、

だい坊は、まだまだ、水が怖く1秒も潜れません。

私)「だい坊!目を瞑って鼻をつまんで潜ってみろよ。」

橙)「こ・わ・い。。。」

椿)「怖くなんかないよ!ほら、こうすればいーんだよ!」

と、椿は、間髪入れずに得意満面でプールの底へと旅立ちます。

この後、あの手この手を使って、だい坊に潜水を促すのですが、
なかなか水への恐怖心を払拭できず、おしまいには泣き出してしまいます。

私)「泣くな。泣くな。そんなことで。」

椿)「だいだい!うるさい!お風呂で泣くな!」

とまあ、だい坊が泣き出してしまったので、
楽しいプール遊びも、はい、おしまい。

「お風呂で泣いたら一発レッド!」というウチのルールを即座に適用。
温かいシャワーをぶっかけられて泣き虫野郎はお風呂から追放されます。

私)「またな、だい坊。早く潜れるようになるといーな。」

椿)「そーだそーだ。がんばれ、だいだい!」

と、脱衣所でバスタオルにくるまった傷心のだい坊にエールを送ったところで、
お風呂に残された我々父娘2人は、閉場したプールをお風呂にすべく、
熱湯を浴槽に流し込み、水温を適温に調整いたします。

お風呂に浸かり、椿の小学校の楽しい話をいろいろ聞いた後、
次は、お父さんが話す番だと、井伏鱒二と太宰治の師弟関係、
知床半島の自然の厳しさ、武豊が最近勝てない理由、
つけ麺を食べるときの作法、南スーダン独立後の課題、
昔話「しおふきうす」、加齢臭とカレー臭の違い、
なぜお父さんは毎日爪を切るのか、ジム・ジャームッシュの作品論、
大阪キタの百貨店戦争、岡田あーみん先生の活動休止についての私見、
我がベイスターズの理想の先発ローテ、5分でできる酒のおつまみ、
キンクスのアリスタ時代の特徴、5代目柳家小さんの長屋の花見、
宍道湖のしじみ漁の現状、NASAのボイジャー計画と惑星直列、
壬申の乱のきっかけ、ゴキゲン中飛車と丸山ワクチン、
初期ファミコン「プロ野球殺人事件」で、なぜ甲子園の中に入れないのか、
などなど、娘と久しぶりの会話を楽しもうと思ってた矢先に、

椿)「ねえ、お父さん。クイズ出してもいい?」

私)「おっ。クイズ。もちろん、いーよ。」

椿)「では、問題です。私の好きなお寿司はなんでしょう。」

私)「なんだ、その問題。楽勝だ楽勝。まぐろだろ。まぐろ!」

椿)「ブッブー。」

私)「違うのかよ。じゃあ、答を教えてよ。」

椿)「正解は、、、、」

と、往年のみのもんたばりに、ニヤニヤしながらもったいぶって、
持ち時間を有効にゆっくり使いながら、椿が言うには、

「こ・た・え・は、ほ・ん・ま・ぐ・ろ・♪」

おいおい、椿。

やっぱり、まぐろじゃねーか!

完全なインチキ問題だよ、それ。

というわけで、
残念ながら約1名の退場者が出てしまいましたが、
お久しぶりに2人との時間を楽しんだわけでございます。
椿と橙からパワーを頂きまして、お父さんは仕事だ仕事!
昨晩の大阪・中津での痛飲もなんのその、
本日は元気いっぱいに広島へと入ります。

みなさんも楽しい1週間をお過ごしくださいねー!
いつもありがとうございます!!