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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#135百人一首

どーも。オジコのしゃちょです。

金沢から飛び立ちまして、桜が満開の熊本に来ております。
昨日のお昼はちょっと調子に乗って足を延ばしまして、
南阿蘇の観音桜を観に行ってきました。
雄大な阿蘇の山々をバックに桜が満開!
なんともスプリングな景色に慢性の二日酔いも吹っ飛びました。
ただねえ、ひとつ残念なことに、
今話題のPM2.5なのか、黄砂なのか、春霞なのか、何なのか、
空がモヤモヤ霞んでまして、ちょっと、大江匡房な心境になりました。

「たかさごの をのへのさくら さきにけり
とやまのかすみ たたずもあらなむ」(大江匡房)

というわけで、唐突で申し訳ございませんが、私、
何を勘違いしたのか、何の気の迷いか、ちょっとわかりませんが、
御年36にして、百人一首を暗誦中なのでございます。

思い起こせば、今年のお正月。
一年の計は元旦にあり!なんつって、
今年は教養を深めるために百人一首を暗誦だあっ!
とまあ、酒の勢いか、PM2.5の影響なのか、何なのかわかりませんが、
自分のライフスタイルとは縁遠い和歌なんぞに興じることを、
不覚にもぶち上げてしまった訳でございまして、
早速、ちびまる子ちゃんが漫画で百人一首を教えてくれる本を購入。
元日の夜に「あ」から順番に覚えはじめまして、かれこれ3か月。
昨日、「ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ」を完全に覚えたので、
じわりじわり亀の歩みですが、今日現在、53首まできました。

残り47。
3つ覚えたら1つ忘れる。なんてなことを延々と繰り返しつつ、
夏の初めくらいには、完全制覇といきたいもんでございます。
日々、確実に死滅しつつある我が脳細胞との闘い。
1000年も昔の飛鳥時代から鎌倉時代までの、
名立たる詠み人達の熱い心情を共感しつつ、
苦手で不得手な古典と向き合ってまいります、神のまにまに。

というわけで、気付いたらもういい時間。
街中、至るところでお見かけするくまモン氏ともお別れしまして、
今から新幹線で天の橋立じゃないや、岡山だ岡山、岡山に向かいます。
もちろん、新幹線では、ころもかたしき、ひとりかも寝む。

ではでは、みなさんも楽しい1週間をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます!