Mailmagazine

しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#160浪速の洋食屋

どーも。オジコのしゃちょです。

ウチの椿(つばき。娘。小4。)と橙(だいだい。息子。小2。)も、
待ち遠しかった学校が始まり、楽しそうに登校しております。

1ヶ月オーバーの夏休み、完全に暇を持て余していたんでしょうね。
両親共働き、もちろん、土日もお休みじゃないので、
日中は殆ど構ってやれませんからねえ。
まあ、2人にとっては産まれてからずーっとなんで、
それが当たり前なんでしょうが、やっぱり、ちょっとはねえ。
お弁当持っての日帰りドライブすらしたことないからねえ。

というわけで、
一緒にいる時くらいは楽しく過ごさなきゃと常々思ってはいるんですが、

「うるせー。だいだい。ゲームを無音にしろ無音に!」

と、すぐに短気を起こして怒っちまうのは大反省でございます。
子に対する溢れる熱い想いとは裏腹に、うまくいかないねえ。

で、そんな不憫な愛息を金沢に置き去りにしまして、またまた出張中。
お昼に新大阪から移動しまして名古屋に来ております。

大阪ではN社F兄弟やC社N氏と連日大きく盛り上がりました。
お昼は難波で高島屋T氏と歓談後、一人で旧き良き浪速の洋食屋へ。

日曜と雖も、昼時はやっぱり混雑していまして、もちろん相席。
私は注文したポークチャップを静かに待ちながら、
お向かいに座る相席先生の旨そうなハンバーグをチラ見。
そのあまりに旨そうな肉汁の薫りに、知らず知らずチラ見からガン見へ。
私の鋭い眼光と肉臭を大量に吸い込もうと膨らませた鼻が気になったのか、
相席先生は私をチラ見しながら食べるスピードをぐんぐん早め一気に完食。
雨の店外で待ってる人の行列が気になるのは普通の神経なら当然でして、
お会計をテーブルで済ませ、後は、すっくと立ち上がり直ちにお店を出て、
並んでる1名さんを私の前の空いた席に座らせれば、一件落着。
の状況下、なかなか席を立とうとしないのは一体全体どういうことでしょう。
まわりのお客さんも私を筆頭に、なぜ、彼は早くお店を出ないんだ。
お支払いも終わってんだから早くすっくと立ち上がれ。
的な雰囲気が店内中にデミグラスソースの薫りと共にじわじわ充満いたします。
それから数分後でしょうか、彼のあまりに不可解な挙動に、
お給仕のおばちゃんも流石に痺れを切らし、
私のポークチャップを運んできたその刹那、

おばちゃん)「お客さん、どないしました?」
お客さん)「すんません。。足が痺れて立てまへんのや。。」

まあ、私もよく足が痺れるのですが、その時の彼の痺れは最悪最凶らしく、
ちょっとでも足を動かすとバランスをたちまち崩しズッコケて転倒、
テーブルの角で頭皮を深く切り裂いて、
脳から脳漿が滴り出ること間違いなしの非常に危険な状況。

で、こらえらいことになりましたなあ。ってんで、
お店のおばちゃんが3名ほど、足が痺れて動けない彼を取り囲み、
さすったろか。水飲むか。気合入れや。根性出しや。外は雨やで。
どっから来たん。足揉んだろか。押したろか。明日も雨やで。
と、もう無茶苦茶でございます。

私は平常心を保ち、痺れ先生とおばちゃんの遣り取りに惑わされず、
普段のペースでポークチャップを食べ終え、お勘定。
すっくと席を立ち「ありがとう。」とお店を出た訳ですが、
お店に取り残された痺れ先生はその後、大丈夫かなあ。
とまあ、なんてことない実の無い話を長々とすみません。

さて、明日は津!
馴染みのおでん屋の大将と朝まで呑むんだろうなあ。身体持つかなあ。
というわけで、本日の名古屋ナイトは明日に備えてほどほどに、
冷たいきしめんでもずずずずずと啜ります。

みなさんも足の痺れに注意して楽しい1週間をお過ごしくださいね!

いつもありがとうございます!