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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#169一回だけゲームして寝る。

どーも。オジコのしゃちょです。

鳥取→倉敷→高松とまわりまして金沢に戻ってきております。
なんだかここ最近も、国内外を落ち着きなくぐるぐるしておりまして、
部費を存分に使える強豪バレー部のような遠征乱れ打ちに身体もぐったり。
やっとの思いで辿り着いた久々の自宅。
のんびりとお風呂に浸かり、今日は早々に就寝しましょう。

と、擦り減っちまった心と身体に充分な休息を与え、
ここらで一度、オーバーホール!と思ってた矢先、
ウチの椿(つばき。娘。小4。)と橙(だいだい。息子。小2。)と、
うっかり目が合ってしまいます。。ホントすがるような目はよしなさい、2人とも。

椿)「おとーさん!相撲しよ!」

橙)「おとーさん!キャッチボールしよ!」

私)「あのね、今日は相撲だのキャッチボールだの身体動かす系はやめませんか。」

橙)「なんで。」

私)「というのは、私は非常に疲れてて、身体を動かすとしんどいからです。」

椿)「え、そうなん。」

私)「そうなんです。今日は珍しく早々に寝ようと思っているんです。」

橙)「じゃあ1回だけ、何かゲームして。もちろん身体動かさない系で。」

確かに、一刻も早くベッドに潜り込みたいのは山々なのですが、
待ち焦がれてた父親がようやく出張から帰ってきて、やっと一緒に遊べる!
という2人の興奮も充分理解できるし、それもなんだか非常に嬉しい。

私)「わかりました。じゃあ、何でもいいから1回だけゲームしよ。」

椿)「やったー。」

橙)「よっしゃー。」

私)「では、私はゲーム終了後、即座に寝る為、歯磨きをしてきます。」

橙)「うんうん。」

私)「私が洗面台に向かっている間にゲームの用意をしておきなさい。」

椿)「わかったー!」

というわけで、洗面所に向かい、
トランプをちょろっとかまして、さっさと寝てこまそ。ははは。
もしくは、ジェンガを適当にわざと崩して、さっさと寝ちゃお。だはは。
と、小悪人のよーな含み笑いを鏡に映しつつも、丁寧に歯を磨きます。
で、リビングに戻り、2人の用意したゲームを目視したその刹那、完全にフリーズ。
思考停止。茫然自失。私、完全に言葉を失います。。

そうです、なんと、2人の前に鎮座しているゲームとは、
トランプなんて、そんな子供騙しな生易しい代物では決して無く、
ジェンガのようにインチキですぐに終わらせることのできるラッキーゲームでも無く、
誰が買い与えたか、まあ、どっちかの祖父に決まっているのですが、
ドラえもんファミリーが一同に勢揃いしている忌々しきドンジャラではないですか!
(おいおい、こんなの終わんのに小一時間、下手したら二時間かかる。。)

なんだよ、これなら、彼らの第一希望である「相撲」を選択して、
はっけよーいのこった。なーんて、開始3秒で力任せに2人をぶん投げて、
すべてを一瞬で終わらせた方が百倍良かった。。と後悔しても後の祭りでございます。

で、心の底から丸っきりやりたくない地獄のドンジャラを渋々スタート。
で、これが予想通り、全然終わらない!!!

一体全体、なぜ、終わらないのか。

1)椿が強すぎる。
2)椿が強すぎて親が変わらず、ゲームが半永久的に続く。
3)俺が集めてるドラミちゃんを橙も集めてる。
4)ささっと安い手で上がればいいのに、性格上、手を崩してまで高い手を狙ってしまう。
5)出易い筈のドラえもんが何故か出ず、ジャイ子とか出木杉とかいらねーのばかり出る。
6)橙がルールを少し勘違いしている。
7)のび太とセワシの見分けがつかず、のび太でロン!と上がると実はセワシだった。

とまあ、振り返るだけでも苦々しい。。

早く寝たい親父をまんまと寝させず、
2時間弱のドンジャラに持ち込んだ2人の圧勝。私の完敗。
今後どんなに疲れてても、相撲を取ろうと神様に固く誓ったお話でした。

ここ金沢も日毎に寒くなってきました。
みなさんも風邪などひかれませんよーに。
楽しい1週間をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます!