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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#412ぼんクーラー

どーも。オジコのしゃちょです。

設定温度に到達するや否や、
金輪際、送風を完全放棄するクーラーが、
自宅の私の寝る部屋に設置されています。

って、そもそも自分が設置したのだけれども、
例えば、私が快適な睡眠を貪れる26度に、
室温を保とうと念願し、温度設定すると、
彼はぐんぐん清涼で爽快な冷気を吐き出し、
うわあ。最高やわあ。ひんやり気持ちいいわあ。
と、寝苦しい熱帯夜に煌めく光を放つ、
彼のクールな仕事っぷりは秀逸でありまして、
さすがの私もおやすみ3秒。
心地よく寝落ちするのも時間の問題だわ。

なーんて思いきや、
ウチのぼんくらならぬぼんクーラーは、
室温が26度に到達した瞬間、
「終わったあ。任務終了。先帰るわ。おつかれー。」
なんつって、
クーラーの野郎、仕事をスパッと辞めちまう。
そんな、あなた、そんな潔く辞めちゃったら、
今までの献身的な仕事っぷりも水の泡でしょうよ。

当然、彼が仕事を放棄してから、
数分も経たないうちに、室温はみるみる急上昇!
27,28,29,30、31、32、33と、
ぎゃんぎゃん上がり完全にストップ高。
窓も無く風通しゼロの密閉された空間において、
この御無体な仕打ちは残酷極まりなく、
大阪ミナミの極悪サウナを彷彿とさせる激烈な暑さ。

ちょうど菅平高原や菊池渓谷なんぞの避暑地で、
大好きなレモンシロップの掛かった、
冷や冷やのかき氷を食べてる夢を見てたのに、
突如、周囲にほら貝の音が鳴り響き、
それと同時にレモンシロップが、
激辛火鍋の真っ赤な汁に化け、あっちっち。
熱い辛い!暑い熱い!暑い辛い!

たちまちのうちに、
おっさん特有の濁った黄色い寝汗が、
すべての毛穴から滝のように吹き出して、
うなされながら目が覚める。はうあ!

なんで、設定温度をキープ出来ないかなあ。。
別にイスコみたいな圧倒的なキープ力は求めてないのよ。
普通でいいんだよなあ。普通で。

この「無慈悲な睡眠環境からの脱却」が、
今夏の大きな個人的課題である訳ですが、
謂うならば「戦後レジームからの脱却」に、
匹敵するくらいの難問なんだよなあ。
って、「戦後レジームからの脱却」ってのも、
ちょっと言ってみたかっただけで、
いまいち意味はわかってないんだけどね。

まだまだ、酷暑は続くみたいです。
どうぞみなさん、くれぐれもご自愛ください。

さーて、
今週は広島から函館への移動でしたが、
来週は福山から札幌への移動。
2週連続で似たような動きしてんなあ、俺は!
しっかりと水分摂って全国飛び回ります。

自宅よりも出張先のビジネスホテルの方が、
快適な睡眠が得られるもんね!