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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#527スナックの老ママ

どーも。しゃちょです。

近鉄特急ひのとりで津から鶴橋まで。
こちとら、乗り鉄でもないのだけれども、
車内も綺麗で乗り心地も快適。
話題の特急、なかなか楽しめました。

で、昨晩は久し振りに津。
コロナ禍もあって足が遠のいてるうちに、
随分、お世話になったスナックの老ママが、
身体を悪くされてたらしく亡くなってたのよね。。
ついぞ知らなかったなあ。。合掌。

故横山やすし師匠が、
津競艇を訪れる際にいつも立ち寄ったという、
ザ・昭和の場末スナック。

スナックの壁に書かれてある、
やっさん直筆のサインの隣に、
畏れ多くも、オジコのしゃちょ。と、
酷く酔っ払った老ママに書かされたのも、
かれこれ、もう5年くらい前かあ。

きっと50年以上くらい、
カウンターの隅に置かれっ放しの、
埃の被った信楽焼のたぬきを、
老ママの化身と見立てての弔い酒。
他愛ない下世話な馬鹿話と下手な唄。
たぬきの老ママも爆笑してただろうなあ。
寂しく悲しくも、いいお酒でした。