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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#676ダーツ

どーも。しゃちょです。

狙ったところに投げる技術は、
昔からそこそこ自信がありまして、
キャッチボールをすれば、
相手の構えたところにズバーンといくし、
丸めた紙なんぞをゴミ箱目掛けて、
ポーンと投げ入れれば、
9割以上の成功率を誇るのだけれども、
一昨日の土砂降りの真夜中に、
旧友に連れていかれた、
約20年振りのダーツは酷すぎた。

思ったところに投げられないどころか、
加齢による手首の衰えなのか、
投げたダーツの軌道上に、
謎の乱気流が発生しているのか、
よく知りませんが、
まずもって、
投げたダーツが的に刺さらない。

一応は高得点のゾーンを狙って、
投げてはみるのだけれども、
やっぱりダーツボードに刺さらずに、
虚しく床に落っこちたダーツを、
とぼとぼ情けなく拾いにいって、
鉛筆箱みたいなダーツ入れに悲しく戻す。

かといって、
ダーツ上級者であろう旧友の投擲から、
その投げる技術やコツを盗む訳でもなく、

はー。つまんねえなあ。

と、
スコッチを呷るペースが必然的に上がり、
ゲームがいつ終わったのか、
自宅にどうやって帰ったのか、
途中からの記憶がまったくありません。
支払いをしっかりしてたことだけが救い。

翌日、
旧友との年一あるかないかの社交の場で、
やさぐれた態度を取った自分を猛省。

ネットで見つけた、
「はじめてのダーツ」というページを、
隈なく読んで、鏡の前でエアダーツ。

なるほど、肘を固定するんだね。
ふむふむ、山なりに投げるんだね。

と、フォームチェックを繰り返し、
次の機会のために!と、
万全の準備をしたのだけれども、
まあ、普通に声は掛からないよね。
思い通りにいかないと、
すぐやさぐれるタコ野郎なんて。