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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#706はい。人間ドック。

どーも。しゃちょです。

はい。人間ドック。

MRI、MRCP、CT、X線、超音波、採血。
その他、諸々の検査項目がある中で、
やっぱり横綱的立ち位置に君臨するのは、
胃と大腸の2つの内視鏡検査だなあ。

過去に何度も体験しているとはいえ、
半世紀近く共に歩んできた己の体内に、
異物のカメラがぐいぐいと、
無慈悲に侵入してくるというのは、
例えその精密な医療用カメラが、
超小型に進化を遂げていたとしても、
あまり気持ちの良いものではなく、
苦手なこの2つの内視鏡検査を、
なんとか穏便にやり過ごすには、
鎮静剤や麻酔の力をお借りして、
ぐうぐう寝落ちしている間に、
知らず知らず検査終了、

なーんだ。
もう2つとも終わったの?

ってのが、最善でありまして、
そうなるように段取りするのは、
異物に立ち向かう人間として、
至極当然の行動で、

人間ドック前日、
事前に貰っていた問診票にあった、
鎮静剤を使用しますか?の欄に、
もちろん使用します!◎!

と、わざわざ油性マジックで、
太めの二重丸を書き込んで、
寝落ち作戦の準備を完璧に仕込みます。

で、人間ドック当日。
採血、尿検査、MRCP、心電図、
眼圧、聴力等の検査を粛々とこなし、

さて、しゃちょ。
お次はお待ちかねの内視鏡検査です。
と、ナースさん。

ついに来たな。内視鏡。
ナースさんに指示された通り、
知人には絶対に見られたくない、
穴開き紙パンツを穿いて準備万端。

おいらのかわいいお尻に、
凶暴なカメラを突っ込む直前の、
さあ、鎮静剤を打ってくれ!
さあ、麻酔で爆睡させてくれ!

の、このタイミングで、
お医者さんとナースさんが、
私の問診票を見ながら一言二言、
小声で会話を交わした後、
ナースさんが笑顔でひとこと。

しゃちょ。ごめん。
しゃちょは麻酔ダメだわ。
鎮静剤の使用は見送りまーす!

は?
全く想像だにしなかった逆転劇。
ごめん、今なんて言いました?

よくよく聞くと、
私の眼の持病と鎮静剤の相性が、
激しく悪いことが普通に発覚しまして、
鎮静剤は絶対使用禁止とのこと。

土壇場での、
よもやよもやの地獄の死刑宣告。

NO MASUI NO NEOCHI。
とんでもない目に遭いました。

人間ドック終了後、
がんばった自分へのご褒美に、
スタバでフラペチーノを買いました。