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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#242みんぱく

どーも。オジコのしゃちょです。

芸術が爆発してる太陽の塔がでーんと聳える大阪・万博記念公園。
その敷地内にあります国立民族学博物館(みんぱく)に、
数年前から行こう行こうと思ってて行けてなかったところ、
大阪滞在中、ぽっかり時間が空きまして、ここで行かなきゃ一生行けない。

関西在住の絵本作家の飲み友達S氏をお誘いしまして、
雲一つない快晴の中、万博記念公園に向かったところ、
あれあれあれあれ。おかしいな。電車の中は異様な混み具合。。

おいおい、門真市駅行きのこの電車。
普段はかなり閑散としてるイメージなのに、こんなだっけ。
なんとも不可解な気持ちで乗車率400%の車内に入り込み、
なんとか呼吸に必要な分の酸素をキープしながら万博記念公園に到着。
で、駅を降りたら、溢れんばかりのすごい人。なんじゃこりゃ。
と、さすがの私もそこで気付いた、桜です。

そーでしたそーでした。万博記念公園といえば、
「日本さくらの名所100選」にも選定されている桜の名所。
週末は雨予報。木曜日の本日は絶好のお花見日和!
となると、必然的に万博記念公園内はお花見客で大混雑!
よくよく考えれば、そんなもん、当たり前田のポップコーンでございます。

しかーし、
我々のお目当ては桜ではなく世界の民族学の展示。
桜を観に来たのではなく「みんぱく」に来たのに、
この大混雑ってのが解せない。
普段、閑散としてるイメージが頭の中に強く残ってるから、
公園の敷地に入る為の入場券を買う大行列に並ぶのが、
どうにもこうにもアホらしくて仕方がない。

「こんな日に来なくても良かったね。」とS氏と苦虫を噛み潰しながらも、
1970年当時の大阪万博以来ではないかと思われる、
入場制限までぶちかましている強烈な長蛇の列に並ぶことに致します。

まあ、行列というものはその仕組み上、
時間が経過すれば徐々に短くなるわけでして、
まあ、満車の立体駐車場でもぐるぐるしながら待ってれば、
そのうちいいスペースがぽっかり空くのと一緒でございます。

なーんて、頭では理解しているのですが、
生まれつき「待つ」ということに対して、人一倍気が短く出来てる私は、
華やかなピンクの桜吹雪が舞う絶景の中、
このイライラとモヤモヤをどこにぶつけていいのかわからず、
芸術が爆発するも何も、私の精神が爆発寸前であります。

我々の並んでる行列の6組前のおばちゃんが券売機の使用方法を誤り、
その行列に並んでる全員の命運を握る券売機を一時、
発券中止に追い込んで、その一列を騒然とさせたり、
我々の2組前のこれまたおばちゃんが、
その後列に並ぶ全員の「はよせーよ!」という邪悪な殺気に焦ったのか、
釣り銭を地面にぶちまけて2、3分立ち往生したりと、
あわや暴動か!と手に汗を握るハードな展開でしたが、
なんとかかんとか公園内に無事に入場。

桜を愛でる心の余裕は大行列と大阪のおばちゃんに、
根こそぎ吸い取られてしまったので、
我々は桜を一切無視して一目散にみんぱくへ。

で、そのみんぱく。
さっきの大混雑は一体何だったのか皆目見当がつきませんが、
予想通りのガラガラ具合で、とりあえず空気がうまい。
行列による疲労と空腹とイライラを癒す為に、
まずは味の名店と踏んだ「レストランみんぱく」に飛び込み、
発注するのは、もちろん、ガパオライス!

さすがは国立の施設だねえ。
本国では国賓級のゲストに腕を奮っていたことは間違いないと思われる、
超一流のタイ人シェフを雇っているのでしょうか。
ガパオライス超うまい!
と、正式に味の名店に認定したレストランみんぱく。
本場のガパオパワーでイライラもどこかに吹き飛び、心もすっきり。
その後、博物館の常設展に入り、熱い展示の数々をじっくり鑑賞。
初めて訪れましたが、みんぱく最高。本当にいいところ。
みなさんもお近くにお越しの際には、是非どうぞ。
もちろん桜の季節は外した方が賢明です。

【みんぱく】
http://www.minpaku.ac.jp/

さて、みんぱくの熱くガパオな展示で閃いたアイデアを、
オジコのデザインへと昇華して、みなさんに還元しなくちゃいけません。
中央アフリカかどこかの黒魔術的なモチーフや、
ミクロネシアの漁師が使う疑似餌モチーフなど、
こんなもん誰が買うんかいな。みたいな人気度外視の、
変ちくりんで妙ちくりんなデザインがリリースされましたら、
それは完全に、みんぱくの影響下によるものであります。
どうぞ、ご期待ください。

ではでは、今週はこのへんで。
みなさんも素敵な春の日をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます!