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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#292隣の座席

どーも。オジコのしゃちょです。

できることならば、おっさんはやめて欲しいなあ。
と、おっさんの私が言うのもなんですが、
新幹線の隣の座席にいかなる人物が腰を下ろすのか、
いつもちょっとそわそわいたします。

仕事柄、私の新幹線乗車回数と新幹線での走行距離は、
さすがに運転士さんや車掌さん、
ワゴンサービスのお姉さんには遠く及びませんが、
一般旅客の中におきましては、
かなりの高水準だと自負しております。

グリーン車は使わないと決めていますので、
いつも普通の指定席に乗車するわけなのですが、
まあ、過去を遡って思い出してみても、
私の隣に若いお姉さんが座る確率ってのは怖ろしく低く、
これだけ乗ってんのに2年に1回あるかないか。
といった具合でありまして、これは確率論的にも異常であり、
日頃の自分の行いが成せる業なのか軽い冗談なのか、
それとも、気まぐれな神のいたずらによるものなのか、
ちょっとよくわかりませんが、どう考えても有り得ない。

じゃあ、隣に座るのはおっさんばっかりか。
と問われるならば、実はそうでもなく、
隣のおっさん率は高く見積もっても約3割くらい。
じゃあ、残りの約7割近くは誰なのよ。ということになりまして、
まあ、この際だから正直に真実をお話ししますと、
この私の隣にお座りになられる約7割の皆さま。
これが一体全体、どういうわけなのか、おばはんなのであります。
おとなしいおばはん。落ち着きのないおばはん。寝るおばはん。
大食いのおばはん。花粉症のおばはん。パン好きのおばはん。
女性誌を読むおばはん。携帯ゲームをするおばはん。
巨大おばはん。籠に入れた犬と一緒のおばはん。鮭おばはん。
和装のおばはん。大荷物のおばはん。清楚なおばはん。
チーかまおばはん。雑おばはん。絵手紙おばはん。
かりんとうおばはん。しゃっくりおばはん。白目おばはん。
とまあ、世の中のありとあらゆるおばはんが、
なぜか私の隣に腰を下ろすわけであります。

新幹線の一般乗客の構成比から考えると、
絶対的におっさんの方が多い気がするのですが、
私の持つ特殊な霊力やチャクラなんかが作用して、
世界中のおばはんを隣に引き寄せるんでしょうか。
昨日もおばはん。今日もおばはん。
明日もおばはん。こんにちは。

さて、つい3日前には、
札幌の狸小路をうろうろしていたのですが、
ふと気付けば熊本でありまして、昨晩の馬串焼きは旨かった。
で、今日は熊本から移動して博多。
乗車予定の新幹線さくら552号での40分。
隣に座るのは、相も変わらずおばはんか?おっさんか?
それとも、2年に1回のミラクルが炸裂しちゃって、
若いボインのお姉さまかあ!?って、100パー無いね。。
絶対おばはん。間違いない。

さーて、熊本では桜がギリギリ満開でした。
一昨日の雨がちょっと余計だったなあ。

おそらく明日の博多は満開でしょう。
桜前線と一緒に東へ東へと華麗に駆け上がりたく思います。
みなさんも素敵な春の日をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます!