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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#307妖怪とは何たるか

どーも。オジコのしゃちょです。

来週に控えている米子出張の際に、
仕事の一瞬の隙を突いてまんまと逃亡を企て、
こっそり訪れようと画策してる境港。

今までみんなに内緒にしてましたが、
実は30年以上もの間、一途に大好きな一反木綿さんのグッズを、
この機会にゲゲゲと買い漁ってやろう。
と意気込んでる訳なんですが、その前に一つやることがある。
そうです。私、妖怪について何も知らない。

無駄に歳を重ねちゃって気付けば初老だっていうのに、
妖怪についての知識がこれっぽっちもない四十路のおっさんが、
聖地・境港の水木しげるロードに、
足を踏み入れる資格なんて毛ほども無く、
そんな崇高なロードを歩いていい筈がない。

というわけで、
妖怪とは何たるかを知るために、
両国の江戸東京博物館にて開催されてる、
大妖怪展を観に行ってきたのは数日前。

縄文後期の「みみずく土偶」から、国宝「辟邪絵 神虫」、
円山応挙の「幽霊図」、北斎の「百物語」「天狗図」、
岡義訓の「化物婚礼絵巻」、芳年の錦絵「百器夜行」、
国芳の「道外化もの夕涼」や有名どころの「相馬の古内裏」、
そして最後に、現代の妖怪界を代表しまして、
妖怪ウォッチから我らがコマさん!もんげー!

と、もんげー!が勢いよく飛び出したところで、
話題沸騰のコマさんTシャツ。いかがでしょ。

【オジコ×コマさん】
PC版●http://www.ojico.net/item_collabo.php?eid=00080
スマートフォン版●http://www.ojico.net/sp/item_collabo.php?eid=00080

大妖怪展の図録にある1行目を引用させて頂きますと、
「妖怪は、日本人が古くから抱いてきた、異界への恐れ、不安感、
また(身近なもの)を慈しむ心が造形化されたものです。」
とあります。

ふふーん。
古来、私みたいに木綿を慈しむ人間たちの心が造形化され、
一反木綿さんが生み出されたのね。なるほどなるほど。
と、一反木綿さんの誕生の秘密がちょっと理解できて嬉しい。
あまりの嬉しさに、おい、一反木綿!(裏声)と、
目玉の親父の声色で絶叫しそうになりますが、
かみさんに家を出て行かれても困るのでやめとこ。

じめじめ暑いこの季節には、
怪談とか妖怪とか涼しげでいいですね。

そうめんや妖怪やオジコのうちわで涼を取りまして、
これからどんどん暑くなる季節を、
乗り切っていきたいものです。

ではでは、そろそろJRに乗らないと。
みなさんも楽しい1週間をお過ごしくださいね。

いつもありがとうございます!