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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#543休日難民

どーも。しゃちょです。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

かれこれ18年前、
脳が錯乱していたのか、単に魔が差したのか、
ちょっと失念してしまいましたが、
裸一貫、勢い一発で起業してから今に至るまで、
重度のワーカホリックを患い、
休日という概念が完全に欠落してる私なんぞは、
久方振りに国内で過ごすお正月に、
何をして過ごしたらいいのか皆目わからず、
そんなん、家でゴロゴロすんのが正解だよ。
なんて、至極全うな答えを周囲から聞いて、
そうね。家でゴロゴロ、テレビを観るのね。
と、ほぼほぼ納得仕掛けるも、
元日のニューイヤー駅伝や天皇杯を、
ぼんやり黒豆でも食べながら、
弛緩した腑抜け顔で視聴してる自分の姿が、
ひとつもイメージ出来ずそわそわ、
結局、元旦からいつも通り定時に会社へ。

休日難民。キャリア不足。
まったくもってお話になりません。

娘も息子もまだちっちゃい時はね、
「おーい。百人一首でもするかー。」
なんつって、割とハートウォーミングな、
ほのぼのとしたおうち時間が、
あったようにも思われるのですが、
娘が高2、息子が中3となった現在、
「嘆きつつ ひとりぬる夜の あくるまは」
なーんて、右大将道綱母の上の句を、
普段より1オクターブ低いいい声で、
詠んだところで誰も取らねえ。
そもそも、札を取らねえどころか、
詠み手のいい声も聞いてねえだろうし、
聞いてもねえどころか、
取り札すら並べられてない。

寂しいけれども、これが世の習いで、
ひとつの時代が終わったことをしっかり認識。
もう、こうなっちまったら、孫だね孫。

お正月は孫と遊ぶ。ウェルカム孫。
話の分かるお爺ちゃんとして孫と遊ぶ。
って、思想までも老いてきたなあ。

まだまだ先の読めない日々が続きます。
みなさん、ご自愛くださいね。

派手さは要らないのよね。
ただただ、平穏な1年になればなあ。