Mailmagazine

しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#549送辞

どーも。しゃちょです。

なにやら在校生代表として、
椿(つばき。娘。高2。)が、
来る卒業式で送辞を読むらしく、

「お父さん、ちょっと原稿を推敲してよ。」

と、実際には推敲だなんて難しい言葉は、
使っていないのだけれども、
まあ、それにしても、
珍しく父を頼ってきたことがとても嬉しく、

「お安い御用だ。お嬢さま。」

なんつって、今時はスピーチの原稿も、
そういうアプリをダウンロードして、
スマホで文章を打つんだね。と、
時代の変遷を強く感じつつ、
私のスマホに送られてきた彼女の原稿に目を通す。

コロナ禍という未曾有の一年が、
青春ど真ん中を襲った現卒業生。
楽しみにしていた行事やイベント、
青春を賭した部活の大会なんぞも、
軒並み中止や自粛や無観客。
とんでもない一年を過ごされた、
先輩方を慮った情感溢れる送辞。

内容が内容なだけに、
私も居住まいを正し、一読しましたが、
こんなハートフルなもん、
私みたいなぼんくらが推敲するだなんて、
おこがましいにも程がある。

お嬢さま。
このままの初稿で全く問題ございません。

また、
逆にといっては何ですが、
父の替わりにこの編集後記を書いて頂きたい。
100円あげるから。と、そう思いました。

改めまして、全国の卒業生のみなさん。
この度はご卒業おめでとうございます。