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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#613ナポリタン

どーも。しゃちょです。

この店はデカ盛り店だ。と、
事前情報を入手したのだけれども、
とはいえ、得意のナポリタン。
いうても、好きなナポリタン。
まったく臆することは無し。
嗚呼、ナポリタン地獄の奥底に、
自らの意志で落っこちたい。

その一方、

自己の許容を遥かに超える、
事故レベルの量を提示された場合、
自己と事故で韻を踏む余裕などある筈も無く、
まだ半分すらも食べ切れていないのに、
ナポリタンの味の約10割を支配する、
ケチャップ味に嫌悪を抱きはじめたなあ俺。
なーんて、一旦、意識しちゃうと、
もうどうしたって完食は無理だろうね。
食べ物を残すのは主義に反するっていうのに。
って、なんじゃこりゃ。

ナポリタンを待望しながらも、
ナポリタンを恐怖するというダブルバインド!

同点だった我がベイスターズが、
ついに8回裏に勝ち越して最終回、
満を持してか満を持していないのか、
山崎康晃か三嶋一輝のどっちかが、
緊張した面持ちでリリーフカーに乗って、
登場するシーンを映像で確認するや否や、
ダメだ、怖くて観てらんねーわ!
と、速攻でテレビを消すこの感覚!

などと、
ナポリタン屋を目指して歩きながら、
一人押し問答を繰り返しつつ、
信号機の無い角を右折したところにあった、
何の変哲も無いつけ麺屋の暖簾をくぐる。