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しゃちょ。のメルマガジーヌ編集後記

#625主治医S氏の判断

どーも。しゃちょです。

どうしようかなあ。
まだちょっと腫れてるなあ。
腫れてると麻酔が効かないのよ。
どうしようかなあ。
抜こうかなあ。
今日は止めておこうかなあ。
でもやっぱり抜こうかなあ。
どうしようかなあ。
と、歯医者の先生。

長期出張連発で金沢不在が続き、
私がなかなか歯医者に通えない。
ってのも加味してくれつつ、
いろいろ逡巡してるんだろうね。
うーん。うーん。と約10秒弱の沈黙。

私としては、
信頼感しかない主治医S氏の判断に、
盲目的に従うのみなので、
自分の意見なんぞ皆無なのですが、
それでもやっぱりね、
麻酔が効いていない状態、
普通にシラフの状態での抜歯は、
ただでさえ痛みに弱く出来ているのに、
さすがにさすがに無理でしょう。
麻酔なしで抜歯だなんてね、
中世ヨーロッパの拷問だよ。
よく知らんけど。

マスク姿で先生の表情が読めず、
この先どうなるのかなあ。
と、心底びびりながら目を瞑り、
歯の神に祈っていたところ、
腹を決めたらしい主治医S氏の、
よし!の掛け声。

そして、間髪入れずに、
しゃちょ。抜いちゃお!

おーい!抜くんかーい!
やっぱり、抜くんかーい!

その瞬間、
もの凄い量の汗が、
中世ヨーロッパの泉のように、
両手から吹き出しました。