#285「しゃちょ！久し振り！」

どーも。オジコのしゃちょです。

「しゃちょ！久し振り！」
なーんて、都内某所で声を掛けられて振り向けば、
はーいはいはい。知ってる人だ。
えーっと、数年前、その折には大変お世話になった、
ほらほら、えーっとえーっと、誰だっけ？

大変に失礼ながら、完全に名前を失念している私は、
なんとか名前を思い出そうと踏ん張るんだけどダメ。
記憶の扉が固く閉ざされてて１ミリも思い出せない。

あれれ、この人何ていう名前だっけ。。
確か「た」で始まるのは間違いないんだけど。

と、人の気も知らないで、
軽い近況報告をずんずん始めるＴ氏に、
なんとか気付かれないように微笑みを保ち、
心の中でスピーディーに使う技はただひとつ。

「たあ」「たい」「たう」「たえ」「たお」
「たか」「たき」「たく」「たけ」「たこ」

そうです。
５０音順を「た」の下に順番にくっつけて、
記憶の断片を呼び戻すお得意の必殺技。

「たさ」「たし」「たす」「たせ」！

田瀬！？　ちげーよなあ。

「たそ」「たた」「たち」「たつ」！

龍沢！？　ちげーよなあ。

「たて」「たと」「たな」「たに」！

谷！？　いやいや、そりゃウチのスタッフだ。

なーんて、
Ｔ氏の近況報告なんてひとつも耳に入んない。
Ｔ氏の名前をこっそり思い出すのに精一杯。
昔はこんなこと絶対に無かったのに、
加齢と共に鬼の記憶力も錆び付いてくるんですね。
やだねーまったく。

「じゃ近いうちにまた！」
なんつって、お話もそこそこにＴ氏とお別れしたのですが、
結局、最後まで分からずじまい。はい最低。

毎日死滅していく脳細胞。
何かしらの対応策を講じる必要がありますね。
よく知りませんが、アミノ酸とか数独とか。

さーて、気付けば週末。
競走馬の名前は何千頭と頭に入ってんだけどなあ。
Ｔ氏の名前は出てこないんだよなあ。おかしいよなあ。
人より馬。ダメだなあ。よくないなあ。

と、自己嫌悪に駆られながら日曜東京９レース。
レインボーラヴラヴちゃんの激走に期待しまして、
今週はおしまい。

いつもありがとうございます！